L’Arc〜en〜Ciel AWAKE TOUR 2005 8月28日(日) 2日目

・・・・・。



行っとけ。
L’Arc〜en〜Cielが、好きだったら、L’Arc〜en〜Cielが昔好きだったのなら。


あんまり書くとまだ二日残ってるし、ネタバレになるけど、多分コレを読む人は見た人だと思うので。
見てない人はラルクに興味が薄い人だと思うので。
つうか、そんなに読むヒト居ないんで。
ワタシの感想を忘れない為のメモ。



軍服ネタとか散々出てるんで、その辺はスルーしますよ。
流石にワタシの所からでは細かいディテールまで把握できなかったというのもありますが。
二階席で、HとかJの参加席で近いよりはアリーナの方が多分全然良かった。
二回三回と見てるんならそれでもいいけど。
ラルクのLIVEって感覚的にお祭りっていう物がワタシ的には多かったんですが、
今回は作りこみの勝利。
何つーか、今までは高い金出して年に一回祭りを楽しむもんだという印象だったんですね。
そういう先入観の中で見たLIVEだったんですが、圧倒されました。
こんなにも一つの舞台でイメージを打ち出したことってラルクでは無かった気がする。
Gacktとかだと、アルバム毎にコンセプトを打ち出し、その世界を完成させるのがLIVEだったりする訳ですが、ラルクのアルバムはテーマをある程度打ち出したものは多分DUNEぐらいなので、いつもコンセプトやテーマは後付でLIVE自体もメッセージ的なものよりは、熱くなろうぜ!とか笑顔!とか雰囲気的なものがメインな訳ですよ。
また売れてる(?)バンドですからそれを表わす時の金のかけ方が違う。
だから叶姉妹的なゴージャスセットなのです。
でも叶姉妹を見て皆思うのは、「金かかってんな」であって、
メッセージを感じるヒトは居ない
精々、「今回の映画は海賊だからバイキングスタイルね」という程度だ。
「凄い」の意味が違う。
人々は感心しているのだ。


今回はLIVEに一貫したテーマがあって、それに金をかけて作りこんで直ラルクとしてのあり方を見せれた。
其れは其れは見事に。
別に今回のアルバムに関しても、大きな流れはあっても、それ自体には特にコンセプトらしいものは無かった。
最初に聴いた時の感想からし

大変出来がいい。今までの完成形に近い。
AWAKEもそんな感じで、今までのいろんな色があって、面白い。

というぼんやりした物だった。
一番近いALはheavenly 、とか思ってたぐらいなんで。
ただ、兎に角hydeの言葉が似通ったものしか出てこないので、
「ああ、この子は語彙が少ない・・・」
と寂しくなったのだ。(赤い花束とかね)
つうか、人間なんでそんなにポンポン新しいものが出るなんて思ってはいないんですが、何処かで歌詞の中の単語使用頻度調査なるもの見たことがあるんですが、そのリストを使って書いたのかと思うぐらいラルクとして使い古された言葉ばかり並んでいる訳ですよ。
歌詞見ないと滑舌が悪すぎて聞き取れないとよく言ったモンですが、
寧ろ歌詞見なくても、この滑舌のニュアンスで単語が拾えるのは伊達にラルヲタをやってないな、と自分で自分を自嘲し褒めたい気持ちになったのです。
英語は分かる訳ないけどね。
それが此処に来て、LIVEである意味流れを作ってしまったという、ワザとなのか天然なのか判断に苦しむところですが、結果吉と出たわけで
ただ、そうなると過去の定番曲は構成的に入れられなかったんだな、という事もBlurry Eyesとflowerを外したことからも分かります。
この頃と最近の詞の傾向の差は『与えられる側』と『与える側』です。
常に内向的で受動的だったhydeの傾向が色んな事柄を経て能動的に変化したのです。
それによって昔からの多くのFANは遠のいた訳ですが。
まー、そんなどうでもいいL'Arc〜en〜Ciel解釈はいいんですが、非常に中身が濃かったのです。



でもなー、何で皆ドラハイとヘヴンズドライブ好きなんでしょう。
ワタシはいつもどっちがどっちだったか忘れるくらいなんで。
そういえばもう4年くらいarkは聴いて無かったりします。
嫌いです、REALもあまり得意ではありませんが、arkはパーフェクトで挫折するのです。
こうも能天気なアメリカ西海岸ロックがワタシの中でラルクとしては処理できないようで、激しくダメです。
なのでforbidden lover始まった時懐かしさで一杯でした。
STAY AWAYはkenの妙な巻き舌がステキです。
yukihiro花葬が始まった時は何の曲かさっぱり分からず(何)



「・・・アシッドの曲とか?」



と訳の分からないことを言いそうになりました。
ヤバイ、ユッキー激しく面白い。
今日一番はワザワザ前に出てきてMCをやらされたyukihiro塊魂の王子のパペットコント
ラルクさいこー』








hydeがモニターで大写しになって、にやにやしながら
『最近ユッキーが壊れていくんだよね・・・』
といった微妙な表情でした。(そこかい。)
はいどかわいい。
王様はいど偉そうというより子供神輿・・・とかイケナイ考えを過ぎらせながら、
My Dearでギター無しでコーラスだけしてるkenちゃんに驚き。
しかも上手い。
コーラスといえばtestuの専売特許みたいなとこもあったのに、ヤバイ、kenの方が上手い(笑)
コーラスといえば新世界のユッキーコーラスも上手い
うーん、皆ソロしたから上手くなってるよね・・・
寧ろtetsuの方が癖が出て自由〜とかは嵌ってないですよ。
立場ないねー・・・、、、。
あと、kenちゃんは動けない分ちゃんと弾いてました
hydeも声出てたし。
昨日物販並んでる時音漏れで聴いてたんですが、リハでも声出てたし。
TRUST、Ophelia、叙情詩の流れは秀逸ですね。


MCで他は
『最近は反戦とか、そういうのやってると
 募金してくださいとかってくるのね。
 でも俺チャリティーとかダイッ嫌い。
 どういう流れでお金が渡るのか、
 途中でどれくらい経費とかで無くなるのか分かんないから
 信用できない
 だって、途中で使わなきゃあんなでっかいビル建つ訳無い』
という、某愛は地球を救うの事を指して(多分)の発言があったり。
否、そうなんだけどね・・・
『でもね、最近はそういうのを素直にっていうか正直に出来る人っていいなって
 ほんとは大人がそういう仕組みをちゃんと見せなきゃいけないと思うんだけど』
と、珍しく熱く語ってました。
その所為か、tetsuとkenのMCはほぼ無し。
最後に
『また明後日なー』(ken)
『俺のバナナが食べたいかー』(tetsu)
だけでした。



長くなりましたが、大変面白かったです。
帰っても頭が一杯です。
漸くBlueの呪縛から逃れられました。
帰りにハチクロの新刊買って帰りました。
ちょっと涙が出そうになりました。
羽海野さん、着るものはいいですから、食料の方が多分、いいです。
飢えてる人達が沢山いますから
韓国海苔をそのままバクバク食べたりしてます*1
以外に好評なのは缶のジュース、コーヒー類。
お中元等でビールが来たりすると、皆確保に走る。
でも仕事にならなくなるので、これは×。
甘いものは以外に色んな所から来るけど、日持ちする奴がマスト。
仕上げさんは女の人が多いので甘いものは良い。
それから重要なのは数。
確かJCはフリー含めると100人以上の所帯なので、数が必要
ワタシが以前勤めたところも、100人以上だったのでお土産が本当に大変だった。
もみじ饅頭は人気ですよ。
あんこダメだからクリーム寄越せとか、注文が多いですけど・・・
つーか、アリエナイ位重いよ、もみ饅120個・・・

*1:韓国の下請け会社の社長が日本に来る時お土産に1箱100パック以上入ってる箱で持ってくる。争奪戦が繰り広げられ、仕事しながら韓国海苔を食べる人達が続出するが、食べ過ぎて気持ち悪くなる。後、辛ラーメンも定番。本当は袋物は面倒だけど、タダだから食べる。よって、この二つはお金出して買う気がしない。