花屋の親父はお花は好きだが、きっとセンスはゼロ。

敬老の日をやり損ねていた関係で、お祖母ちゃんにはお花を持っていこうと思って、近所の花屋さんに買いに行った。
前に相談に乗ってくれた奥さんはいなくて、そこの親父が不機嫌そうにカウンターに陣取っていた。
最初は鉢植えかなんかにしようかと思ったんだが、鉢重いし、時期的にあまり花がない。
アレンジメントも重くなるので花束にしてもらうことに。
どの花がいくらかなんて分からないから、親父を捕まえて注文。
『1500円ぐらいであまり大きくなくって、花束作ってほしいんですが。今日の夜千葉に帰るんで、敬老の日やり損ねたから、お祖母ちゃんにプレゼントしたいんです』
「何か入れたい花は?」
『特に無いです』
もう、お任せにしてしまった訳だ。
親父、ココでイイ仕事をしてくれた(笑)
チョイスした花が、バラ(ピンク)、マリーゴールド、リンドウ(青紫)、菊系の小花(紫)、桜に近い小花。
・・・・なんつーか、そのまま仏壇に行きそうな予感がむんむんするんですが。
もう、なんか気持ちいいくらい
  『おばあちゃん』。
花って組み合わせでこんなになるんだなーと。
仏花でもないのに仏花。
間違ってないけど、面白いけど、親父。センスゼロ決定。