文化的生活。

唐招提寺展に行って来ましたよ。
うーん。凄い。
教科書で見てた鑑真像が、目の前で見るとこんなに生生しいとは思わなんだ。
四天王像の造形も凄い。
仏像ってのは、ただの彫刻よりも信仰の対象っていう別の意味があって、
人の思いを集めていると思うと、それも凄い。
東山魁夷の襖絵も圧倒。
1300年前に作ったものが、ワタシの前にあること。
皆がそれにココロ揺さぶられること。
きっと、私達が必死こいて作ってるものが、
1300年後残っていなくても、人々の心を動かすことは無くっても、
作ってた人の気持ちは一緒であると思いたい。
歴史の芸術品と自分の手がけたものを比べるのは、愚の骨頂ですが。


常設展でウロウロしていたら、美術館名物とも言える薀蓄親父に遭遇。
美術館というところは、よくこういうお爺ちゃんとか、オッサンとかがいるんですが、
今回は刀剣のコーナーでした。
太刀と刀の違いについて旦那がうろ覚えの話をしていたら、
おっちゃんが丁寧に説明してくれました。
ハッキリ言って、専門外なんでワタシは知らなかったので面白かった。
人も多かったけど、ガレ展ほどではなかった。
美術館やら図書館の空気が何だか昔から好きだ。
学校でもいつも入り浸っていた。
多分、一人でいても誰も気にしないからかもしれない。